子宮内膜症

子宮内膜やそれに類似した組織が子宮内腔や子宮体部以外の骨盤内で増殖する疾患。

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子宮内膜症

子宮内膜上皮細胞や間質細胞が正常な筋組織や結合組織の間に浸潤する。細胞は子宮内膜と同様の構造を持ち、ホルモンの周期にあわせて内膜の増殖や剥離が起こり、月経時には出血もする。なお、増殖のみが起こり出血しないものもある。

このとき出血した血液は組織間に貯留し、血腫を形成してブルーベリー・スポットと呼ばれる嚢胞を生じる。卵巣などではチョコレート嚢胞と呼ばれる強い癒着を引き起こす嚢胞が発生する。月経困難症はこれによるものである。

また、出血で周囲組織に血液が浸潤した結果、組織が線維化して癒着を硬結を引き起こす。その結果、凍結骨盤と呼ばれる骨盤内膿瘍が癒着のために一塊となる状態にもなる。

症状が軽ければ治療する必要はありません。生理の時だけ鎮痛剤を使用して痛みをやわらげるだけで良いでしょう。

生理痛や、不快な症状を改善する目的で漢方を服用する。

低用量ピルを使い、排卵・生理を止めることで、症状を軽減する。副作用が少ない。

GnRHa療法では、4週に1回上腕・腹・臀部のどこかに皮下注射をし、脳に作用して女性ホルモンの分泌を抑える。精神面の影響や骨量低下などの不安あり。4週間で徐々に作用するため、副作用があった場合、途中で調整が出来ない。治療費も高額。

ダゾナール療法は、低用量連続投与法と、直接局所投与法の2種類がある。男性ホルモン系のステロイドホルモン剤。脳や、卵巣に作用し、女性ホルモンの分泌を抑制する。体重増加や、にきびが出来やすくなる、声が太く低くなる、毛が濃くなるなど女性にはつらい症状が目立ちます。見た目に表れる副作用が強いため、最近はあまり用いられません。

子宮内膜症
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